世田谷薬剤師会

さまざまな場面での活躍が期待されます。

薬剤師は現在、病院などの臨床現場はもとより、MRとして、または新薬開発などの研究分野、公衆および食品衛生分野、化粧品業界、試験検査、子どもたちの衛生環境を守る学校薬剤師、その他沢山の分野で活躍しています。
2012年初めて6年制の学生が薬剤師として登場することに合わせて今まで以上にその活躍が期待されています。
また今後高齢会社会を迎える中で、より患者さんに近い場面での在宅医療も大きく期待されている分野です。
是非われわれ薬剤師にご期待ください。

薬剤師の仕事

1, おくすりの服用歴の管理

薬歴と呼ばれる患者さんごとのおくすりの記録をつけています。
どのようなおくすりを飲んだことがあるか、副作用が出たことがあるおくすりは何かなど、大切な記録です。

2, 調剤

処方せんにもとづいてみなさんのおくすりをそろえます。 おくすりを飲みやすくする工夫もします。

3, おくすりの情報の提供

おくすりを安全に使っていただくために患者さんにおくすりの情報を提供します。
副作用が起こった時の情報を集め、患者さんや医師に伝えています。 医師におくすりの効き目、安全性、品質などの情報を提供しています。

4, おくすりの開発

新しいおくすりの研究・開発にたずさわっています。

5, おくすりの臨床試験

これからおくすりとして役立ちそうな成分の効き目や安全性を確かめる臨床試験のコーディネーターをつとめます。

6, 学校薬剤師

学校のプール、給食、空気、水道水等の衛生を検査しています。理科室の薬品や保健室のおくすりを管理するのも私たちの仕事です。

7, 薬物乱用防止運動

薬物が乱用されないよう正しい使い方の普及・啓発運動にたずさわっています。
地域の薬物乱用防止指導講習会の講師もしています。

8, おくすりや衛生用品の販売

大衆薬や包帯、絆創膏、体温計、消毒薬、おむつや粉ミルク、介護用品などを販売しています。

9, おくすりの流通

おくすりは薬局や病院にただ運ばれているわけではありません。おくすりが正しく使われるようにおくすりの情報をプラスして運ばれなければならないのです。そのために薬剤師が情報の整理をしています。